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一次情報と二次情報の圧倒的な違い

こんばんは(^^♪ネモです。

 

一次情報と二次情報について思うところがあったので書いていきたいと思います。

 

そもそも「一次情報」と「二次情報」の違いとは何だ?といったことからです。

 

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一次情報(現場状況)

 直接聞いたり、見たり、体験したことです。

「今日は肌寒い」とか

「今日食べたパフェは甘くておいしかった」などです。

 

目的があってそれについて調べることだったりもします。

例:路上アンケートなど

 

二次情報(他者を通して得た情報)

間接的に聞いたり、見たりしたことです。

「今日は冷えるらしい」とか

「今日食べに行くパフェは甘くておいしいらしい」などです。

 

既にどこかに保管されている情報などが二次情報に当たります。

例:口コミ、ニュース、本など

 

三次情報(情報元が分からない情報)

 二次情報をまとめることで三次情報となります。

出典は書いていますが、本などから引っ張ってきている訳ではないので確証がない情報としてもとることができます。

 

また、まとまっているものを更に必要な個所だけまとめていくので詳しい情報までは手に入らないことが多いです。

 

例:まとめサイト

 

それぞれの比較と思うこと

一次情報は、元々マーケティングで使われていた用語なのですがインターネットが普及してきて、情報の性質を判断するために一次、二次、三次と一般的にも使われるようになったと私は考えています。 

 

物事の本質をとらえるにはまとまった情報よりも尖った情報が時には必要であると思います。

 

まとめサイトで分かったようになっていたが、本当にさわりの部分しか書いていなかった、といったことはよくあることです。

なので、まとめサイトは誰でも作れるといったことから三次情報には価値が低いということが分かります。

 

また、二次情報は調べようとすれば簡単に見つけることができるものが多いため価値は低くなっています。

ただし、情報量が多いため自分が必要としている情報がきれいに集まるものではない。

 

一次情報では、その目的のために情報を集めることから手間と時間がかかりそれ相応の価値が生まれます。

様々な企業が必死にアンケートを行っているのは、価値が高い一次情報を手に入れるためではなく、一次情報を利用して競争戦略を考える必要があるからです。

 

 

一次情報と二次情報の圧倒的な違い

一次情報は誰にでも集めることができるわけではない。それに比べると二次情報は量は多いものの集めることが比較的に簡単である。

また、「この商品がオススメです」ということであってもその商品をオススメするだけ(二次情報)と実際に使った(一次情報)では、説得力が変わってきます。

 

「毎日ブログを書くことは大事」と毎日ブログを書いている人(一次情報)が言うのと、毎日ブログを書いていない人(二次情報)では一目瞭然だと思います。

 

一次情報を大切にしていた経営者

「安藤百福(あんどうももふく)」さんです。

即席めんの生みの親である安藤さんですが、即席めんの成功から、穀類を油で揚げることによって美味しさが増すということを学んでいました。

 

そこで、即席ライスを作ろうということになりました。

即席ライスが完成し、試食会で多くの美食家が「美味しい」と判を押しました。

 

販売当日

 

あまり売れないといったことから、売り場に足を運んでみると

「こんな高いライスを買うくらいなら家で炊いたほうが何倍も安い」

といったお客さんの会話を聞いた安藤さんは、即席ライス事業から撤退を決意しました。

(即席めんの利益を即席ライスに全額投資しての撤退) 

 

即席めんの成功から自社の強みを生かした商品開発をしたことによって、お客さんが求めていないものを作っていた。ということです。

 

これをプロダクト・アウト志向という

 

一次情報の重要性 

ツイッターやブログで「その人にしか書けない言葉」というのが一次情報だと思います。

 

 ブログのことになりますが、他人の行動が良くなるようにブログを書くことが無駄かもしれないし、無理かもしれません。

それでも「一日一歩」でも進めるように自分を含めて気持ちを動かすことができる力が一次情報にはあると思います。

 

 

一次情報について調べた中で

一次情報といっても正確性を追求することは難しいものだと思います。

アンケートでも気を使っていい評価をつけてしまう人もいると思うので。

 

「一次情報と二次情報」という二次情報を二次情報だけで伝えるのではなく、自分が実際に読んだ本(二次情報)を使って実際の一次情報の大切さが分かる例を挙げることができた。

まとめると、「二次情報」をうまく編集すると「一次情報」に近づくよね。ということです。

安藤さんの話でも、本を読んでいなければ知ることもなかったし書くこともなかった。そういったことの積み重ねが「一次情報」として受け取られることはいいことだと思う。

 

まとめ

  • 一次情報
  1. 現場情報
  2. 価値がある
  3. その人の言葉
  • 二次情報
  1. 他者から得た情報
  2. ある程度まとまっている
  3. どこにでもある言葉
  • 三次情報
  1. 情報元が分からない情報
  2. まとまり過ぎて薄っぺらい
  3. 借りものの言葉

 

二次情報は一次情報の手助けをしてくれる情報なので、一次情報だけで情報発信することで誤解を生むことがあることを避けることができる。